セレクションの季節 ③
なぜそもそも長男は、セレを受ける気になったのか。
6年の夏休みに、市の幾つかのチームを寄せ集めて、
近くのJ 下部u-13と練習試合をさせてもらえる機会がありました。
地元出身の元J リーガーがお膳立てしてくれた、プレゼントのような試合。
今でも、メチャクチャ楽しかった(見てる方は。)
のを思い出します。
ボコボコにやられました。
でも、相手はふざけたり、手を緩める事なく
絶え間なく声をだし、絶え間なく走り、たった1年違うだけなのに、パワー、スピード、テクニック全てがここまで違うのかと思ったのです。
長男も実際に実力を見せられて、あきらめるというよりは、ここに近づきたいと思ったようです。
卒業文集で、そんな事を書いてました。
長男は、6年になってから、試合に負けて泣くようになりました。
低学年の頃、試合に負けて泣き、交代させられる度に泣いていた子が泣かなくなった事が、少し淋しいと思っていた母ちゃん。
長男が、公式戦で負ける度泣くようになって、ああ本気なんだなと思ったりしたもんです。
チームで地区トレにすら推薦されなかった長男の実力を試してみたいという気持ちがセレクションだったのかな。