母ちゃんの徒然日記

ジュニアサッカー・ジュニアユースなどなど

めざせ国立!?

さて、季節は冬。
サッカーは、ウィンタースポーツです。
この考え自体、古いのかも知れませんが。
元旦の天皇杯、冬の国立。
楽しみにしていたものです。
…というか、その二つぐらいしか、昔は、テレビでやってくれなかったんですよ。

夏の甲子園は、野球少年達が憧れてめざす場所。
冬の国立は、サッカー少年が憧れてめざす場所。
それぞれの都道府県を代表し、ふるさとを背負って青春の全てをかけて、戦う場所。

ずっとね、そう思って見てきました。

ええ、帝京高校とか、国見とか、市船とか、乾の野洲も見てたなー。

その一面がないとは言いません。
皆が、勝って、負けてあんなに泣くのは、その姿が私達の胸を打つのは、確かに彼らが、全てをかけて戦い、色んな思いを背負っているからなのです。

しかしながら、それだけではないんだという事が、
サッカーを知れば知るほど分かってきました。
そして、それは、野球もきっと一緒。

まずもって、本田圭佑選手が、いい例だとおもいます。
プレミアリーグがいい例だとおもいます。

やはり、サッカーの、個人の実力では、Jユースが上なのでしょう。
ユースに上がれなかった、残れなかった人が、めざす場所、それが高校サッカー選手権。
そこは、自分をアピール出来る、次のステップへの切符なんですね。
Jにしろ、大学にしろ、ユースに上がれなかったけれど、もう一度チャンスがある場所。
中学3年の時より、成長した自分を売り込む高校3年生。

だから、全国にいけるチームを選ぶ。
例え、親元から離れても、寮生活になっても、
強豪ひしめく都道府県で、ベスト16まで行ったって誰も声なんてかけてくれない。
それなら、少しでも全国に行ける確率の高い地方で。すごい勇気。そこには決意が必要ですね。

ただ、強豪チームによくあること。
チーム自体が5チームぐらいあって、3年間、公式試合は、ずっと応援。
その可能性は、誰にでもあるんですよね。

母ちゃんの住むところでも、今週末、決勝戦。
全国大会に行くチームが決まります。
雨予報。でも頑張れ。
名も知らない子供達だけれど、ずっと上手いと言われて来たんでしょう。実際、ここまで来たチームのスタメンですもの、滅茶苦茶上手くて速いんでしょう!
試合に出られない仲間の思いをどうか覚悟を持って背負って欲しい。
皆が出たいんですよ。選ばれている人が頑張ってくれなくちゃ。

「こいつらが、俺達チームの代表だ!」

そう応援している100人の部員が胸を張れる試合をしてください。
何十年もたって、それでもあの時は、あーだった、こーだったと笑いながらお酒を飲めるそんな仲間になってください。

高校生だから、勢いにのると1試合、1大会でバカみたいに、成長するんです。
まだ、やれる。
やれるところまで走れ!!!