セレクションの応募用紙 ②
「選抜、トレセン、大会記録」
この欄で手がとまる長男。
そりゃそーだ。
何かの選抜に選ばれた事?ないです。
トレセン?受けた事すらないです。
大会記録…
「○○地区 スポ少優勝」
…だよね。それしかないよね。
さすがに長男も
「何で皆あんなにトレセン受けたがるんやろって
思ってたけど、分かったわ。
こういうところでのアピールになるんやな。」
いや、それだけじゃないけど、ま、そういう1面もあるね。
「どうしてチームを受けようと思ったか」
「よりレベルの高いところでやりたいとおもったからです」
1行!!
もっとないの?見ててハラハラ。
でも、母ちゃん決めてたから。
この応募用紙に母ちゃんの意思や、母ちゃんが言った事があってはならん。と!
長男が自分の言葉で書かないとあかん!と。
だって受ける事を決めたのは、長男だから!
母ちゃんが言ったから受けるんじゃないから。
「丁寧に書きや!」
「漢字あってるか?」
そんな声はかけるけど、内容については、グッと我慢。
でも、後になったら、どう考えても、小6男子が自分で考えて書いたのか、ちょいちょい親の言葉が見え隠れするかぐらいわかるやろうし、母ちゃん頑張って我慢して良かったと思います!
「得意なプレー」
「スピードのあるドリブル」
あ、やっぱりドリブルには自信あったんやな(笑)
「書けた!送っといて!」
「待ちなさい!返信封筒にも名前と住所書いて!」
まさか、この封筒に、合格通知が入って返ってくるとは、思いもよらなかった母ちゃんでした。